4月8日県立高校の入学式でした。
学校キャンバスで、雰囲気がよかったと入った学校でした。
当日は、朝から雨で桜の花も散り気味でした。
まず 体育館前に掲示されているクラス分けの紙を見て体育館に入りました。
子供達は、自分のクラスの椅子に早く着いた順に座りました。(これにはちょっとびっくりしました。)
ほとんどぶっつけ本番にも関わらず、先生の起立と言う声でさっと立って、君が代の斉唱もしっかり歌っていました。
校長先生の祝辞の後、来賓としてお話をされた同窓会会長の話が心に残りました。
会長が入学されたのは、戦争が激しい昭和20年だったそうです。勉強は農家の食料増産のお手伝いだったそうです。甲府の町がB29に攻撃されているのを目の当りにされたようです。自分達の学校は燃えてしまい、他校の焼け残った体育館を借りて、ガバンを机代わりに勉強されたという貴重なお話や命の尊さやいかに平和な世の中が良いのかなど、普段なかなか聞くことが出来ない話をしていただきました。
私だけ心に残った話なのかと思いきや、子供も会長さんが皆を見つめながら熱心に語られた言葉は心に残ったと言っておりました。
戦時中の話はなかなか聞く機会がありませんが、どうぞ会長さんお元気で多くの子供たちに話し聞かせていってほしいと思いました。
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