旧岩崎邸庭園は、越後高田藩江戸屋敷からいろいろ経て、岩崎家本邸へと変換した。往時には、15,000坪余りの敷地に20棟もの建物が並んでいたそうです。現在は約1/3ぐらいの敷地面積です。現在 すべてが重要文化財に指定されていて、東京都の管理となっております。
この家は、三菱創業者岩崎彌太郎の長男で、3代目社長岩崎久彌の邸宅として、ジィサイア・コンドルの設計で建てられました。
生繁る樹々が歴史を物語っています。
武家屋敷の名残を残す玉石垣。
年月を重ねて袖塀には、ジャコビアン様式の紋章の中に岩崎家の三階菱の家紋が配されています。
洋館正面入口です。アーチ上部には木造のキーストーン(要石)が設けられ、周囲にイスラム風の装飾があしらわれている。上部のステンドグラスは、ジャコビアン風の意匠とされているそうです。
今回はここまでです。次回をお楽しみに。
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