1995年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災は発生してから、今年16年目を迎えました。
2003年に神戸を訪れた時には、かなり復興しているな~と思いましたが、その時に亡くなられた方が、兵庫県が2005年12月22日の発表データーによると、県内だけで6402人。
そのうち、建物の下敷きなどになって窒息・圧死された方が3979人にのぼるそうです。
これは、震災が直接的な原因で亡くなられた5483人の約73%を占めているそうです。
神戸市の監察医が約2416体の遺体を対象に行った調査では、発生から14分後の6時までに92%の方が亡くなられていたとの事です。
これらの数字は、多くの人命が耐震性能の低い建物によって、ごく短時間のうちに奪われたということを表しています。
震災直後は、救助活動の初動の遅れやその後の対応・対策の不備が批判されたようですが、
最大の原因は耐震性にあったのです。
朝起きてTVをつけたら地震のニュースをやっていました。が まだ 火も出ておらずこんなに建築基準法に大きく影響を与える地震とは思いもせず、「関西は地震が起こらない。」などと、それまで言われてきたことは、間違いだったんだと思う程度でした。
阪神・淡路大震災から16年目を迎えたいま、この『14分の真実!』を多くの方に知っていただきたいと思います。
国が揚げる『耐震化率95%』を目指して貢献したいと思います。
地震で大事な命や財産を失う事のないよう、家造りは慎重にされる事をおすすめします。
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