【甲斐市・Y様邸(4.3kW)】パナソニックHIT太陽光発電システム【施工写真】をまとめました。
太陽光発電システムを設置前の屋根の状況です。一般的に多く見られるコロニアルと呼ばれているスレート屋根です。一般的にはこの上に太陽光の架台を屋根材に穴を開けて直接取り付けていくのですが、山本建築工業が施工する太陽光発電システムは、ココが違います。
一度古い屋根材を撤去します。少なくとも太陽光を載せる範囲は全て撤去します。予算があれば屋根全体のリフォームを兼ねて一緒に施工することも可能です。太陽電池に関しては、一度設置すると20~30年くらい何もせず、ほぼノーメンテナンスの状況になることを考えて、限りなく雨漏り等のリスクの低減・不安を除き、また屋根材を撤去する事によって、屋根加重を少なくし、耐震性を確保することができます。一般的な屋根の上に直接太陽電池を載せるタイプでは、太陽電池の分そのまま重さ(300~500kg、軽トラック1台載るようなイメージ)が増えてしまいますので、旧耐震基準の家や南側に窓の多いような家では、地震時の危険性が増えてしまうので注意が必要です。
屋根材を撤去したら、ルーフィング(防水)を施工します。このルーフィングも一般的なルーフィングと違い、イーグルガード【ゴム化改質アスファルトルーフィング】と呼ばれる止水性を高めた最高級のものです。一般的なルーフィングより2.5~3倍くらい高いです。
その後、屋根材を兼ねたベース架台を設置します。ガルバリウム鋼板で出来ておりますので、耐久性は良いです。
ベース架台を設置したら、太陽光パネルを設置する前に、周辺部分の屋根を仕上げて行きます。周辺部分の仕上げは、軽量化と耐久性を考えて、ガルバリウム鋼板で仕上げました。
一番下から太陽光パネルを設置していき、一番上のパネルのところで配線を小屋裏に入れるようにします。パネルの裏側から配線を家の中に引き込む為、露出する配線が全く無く、仕上がりも美しくなります。配線が露出しないという事は、配線を保護する配管の紫外線等による劣化等によるリスクも非常に少ないです。
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