平沢宿は観光地化されてないとても昔の面影を残す地区です。
国道19号線中仙道を通っていると見逃してしまいます。今回の見学会に参加した人達もここにこのような宿場があったとは分からなかったというくらい、国道からは見えない位置にあります。
手塚漆器店は、平沢宿で古くから栄えてきた漆器商いの老舗だそうです。
上棟は江戸時代末期と言われているそうです。
この地区も何度か大きな大火にあっているそうです。
家と家が近い為、昔なら 一度火災が起きれば大きな被害が出たようです。
昔は地区の信用のおける家でないと郵便業務をまかされなかったそうです。
という事は
このお宅は、地区の名門のお宅なのです。
ここにも降幡先生がいらっしゃってくださいました。
雛人形が
飾られておりました。
いろいろなお雛様は
訪れた人を暖かく迎えてくれます。
天井には
このような
天窓が設けられておりました。
とても深い天窓です。
とても天井が高い客間?がありました。
障子を通してくる
やわらかい光が漆塗りの漆器にも良いのだそうです。
漆器は紫外線に当たると劣化してしまうのだそうです。
お庭をパチリ
ガラス越しの
お庭も時代と共に変わって行ったようです。
昔は池は無く枯山水のお庭だったとか?
外観が残されておりました。
モルタル洗い出しだそうです。
軒の下開いているけど
雨が吹込んだ時の水処理はどうしていたのかな?
古い家具が
よく似合っています。
良いものを代々丁寧に使用されてきたから
このように今も現役で使えるんですね。
赤い漆の器が引き立ちます。
手塚漆器店さま、本当にありがとうございました。
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