子供たちが通った富士川小学校は、何年か前に児童数減少に伴い中心部4校の統廃合問題に巻き込まれました。
娘が5年生で、本会の役員になりたての頃、突然地元の新聞に統廃合が載りました。
まえまえから そのような問題がPTAの議題に載っていたなら問題はないと思いますが、私たちからすると『聞いてないよ~!』の状況でした。(甲府市からいわせると、各地区をまわり話あいをしたとのことですが、父兄は誰も知りませんでした。)
その間いろいろ活動し、4校統廃合の枠から抜けて、現状はそのまま続いています。
問題は、近い将来の統廃合への不安を抱えた親たちが、国立や私立の小学校に子供たちを通わせ、地元に16~17人いるはずの一年生が、今年6人しか入学しなかったとの事です。
このままの状況が続きもし廃校になった場合、老人が多く住むこの地区は、災害が起きたときの一番近い避難場所を失うことになります。
ただ老朽化し、耐震補強もされていない校舎が避難場所として適当かどうかという問題もありますが。
グランドのそばを中央線が通っていて、電車で夜帰ってくるときなど甲府駅に近づいてきて、グランドに照明灯がついているとホッとするような学校です。
近くには風致地区になっている自然いっぱいの愛宕山があり、遠足やマラソン大会につかわれたりしています。
甲府城跡も近くにあり、甲府市の街中にありながら、自然がすぐ近くにあり子供たちが勉強する環境にはとても良いところです。
NHKの学校が舞台になっている、子供番組にもでたことがあります。
明治5年に創立された、甲府市で一番古く歴史のある学校です。
私はここに、全国的に建てられはじめている、木の学校を造ったらいいのにと考えています。
山梨県でも、韮崎市立穂坂小学校がそうです。見学に行ったことがありますが、人数が少ない小学校にこそ木造の校舎があうのではないかと思いました。
プリントベニヤなどの偽者ではない、本物の木をふんだんに使った校舎。周りの子供達が入りたがるそんな学校づくりをしていけたらいいのにと思っています。
若い小さな子供を持った人達が魅力的に思える地域づくりは、まず魅力的な学校つくりにあるのではないかと考えます。
コメントを残す