太陽光発電システムを設置前の屋根の状況です。一般的に多く見られるコロニアルと呼ばれているスレート屋根です。
一般的にはスレート屋根の上に直接太陽光の架台を屋根材に穴を開けて直接取り付けていくのですが、屋根を重くしない為や、雨漏れのリスクを最小限にする為に、太陽光を設置する面の屋根材を一度撤去します。
防水紙を貼ったら、太陽光パネルを設置する架台を取り付けていきます。パナソニック電工の【野地ぴたF工法】では、架台が屋根仕上げ材を兼ねておりますので、この部分の屋根材は不要になります。つまり新築では、太陽光の設置する面積分、屋根仕上げ材のコストを削減する事ができます。
架台を設置したら、周辺部分の屋根の仕上げ工事と共に、先行して太陽光の配線をしていきます。
最上部では、太陽光の配線を直接小屋裏に引き込みます。配線が露出せず、仕上がりが綺麗なのもパナソニックならではの特徴です。
これで完成です。HIT215kW×24枚(5.16kW)を設置しました。
上から見てみても、仕上がりが綺麗です。屋根材と一体化しております。
住宅の屋根だけでは、9.99kWまで太陽光パネルを載せる事が出来ないので、別棟の車庫の屋根にも太陽光パネルを載せていきます。
同じく、屋根の最上部で太陽光パネルの配線を小屋裏へ引き込みます。
車庫の上に、HIT210kW×23枚(4.83kW)を載せて、住宅の屋根と合わせて、9.99kWとなります。
太陽光側からの直流電気をコンセント等で使える交流電気に変換するパワーコンディショナー(通称パワコン)です。
分電盤です。太陽光から発電した電気を分電盤内に接続します。発電した電気は最初は自家消費されますが、余った電気は東電へ買い取ってもらえるようになります。