『免震住宅』の木工事1 屋根の垂木の施工から始まりました。 垂木の取り付けが終わったところです。 これは「ラフターロック」という垂木止めの金物です。従来は「ひねり金物」や「くら金物」と呼ばれるものを使われておりましたが、この金物を使うことにより、屋根面の水平剛性を高めることができるようです。許容応力度設計により「火打ちの省略」も出来るようですが、今回は余力としてこの金物を使っております。 屋根の上から撮影してみました。 2階から見るとこんな感じです。
『免震住宅』の建て方 台風や雨に悩まされながらも晴天に恵まれ、いよいよ建て方が始まりました。 1階梁・2階床組みが完成したところです。 2階床組みを上から見たらこんな感じです。 2階の柱を建てたところです。 2階小屋組みが完成したところです。 母屋・棟木まで構造部分が無事組み終わりました。 反対側からの全景です。
『免震住宅』の免震工事4 木材の接合部を補強する金物です。「せん断補強プレート」と呼ばれます。 地震で動いたときに、元の位置に戻す役割をするゴムです。 免震装置の固定が終わり、一時的にストッパーを外しましたので、人力でフレームが動かせます。写真では分かりにくいかもしれませんが、基礎より土台フレームが飛び出しています。 今度は逆に、基礎の内側に移動しています。思っていたよりも簡単に動いたのでビックリしました。従来の基礎に固定するやり方から考えると想像がつかないです。THKの免震装置はすごい! 『THK免震ウェブサイト』
『免震住宅』の免震工事3 免震フレームの組立がだいたい完了してきました。 免震フレームの水平剛性を高めるために、火打ちをたくさん入れてあります。 これが免震装置の設置完了状態です。集成材との接合は、接着剤とボルトを併用して付けてあります。 今夜から明日にかけて天気が悪いようなので、雨対策をして本日の作業は終わりです。
『免震住宅』の免震工事2 免震フレームの主な部分の組立が終わりました。36cmの集成材が基礎から浮いています。地震時にはこれが全て水平移動できるようになっています。 これが家の荷重を支え、水平移動できる免震装置です。この装置1基で、約11トンもの重さに耐えられるようになっています。 これが地震エネルギーを吸収するダンパーです。 この部分にダンパーが取り付くようになっています。 鉄骨フレームと木質フレームの接合部分には、ボルトだけでなく接着剤を併用して強度を高めています。