旧岩崎邸和館は、家族の生活スペースとして作られました。
現在残されているのはその一部です。
家族用玄関です。ステンドガラスが綺麗です。
洋館から和館へ向かう畳廊下です。
深い軒。いいですね~!
船底天井の廊下です。
奥の板絵は、明治期日本画壇の巨匠、橋本雅邦の作と言われています。
入側(畳廊下)の天井板・梁・鴨居・長押は単材です。
かなり大きな巨木が使われたようです。
TEL.055-233-8873
〒400-0032 山梨県甲府市中央5-2-6
27日夜突然の訃報が飛び込んできました。
佐藤邦夫先生ご逝去される。
うっそー!!
28日夜お通夜に行ってきました。東京は、先生を失った悲しみの為か雨がふっておりました。
前日までお元気で、大好きなゴルフに行かれたそうです。
先生の教え子や多くの方々が参列されました。みな信じられない面持ちで最後のお別れをしました。
先生ありがとうございました。
昨日、三協立山新商品発表会に行って来ました。(同社はショールームを持っていませんので、実物を見られる回数はとても少ないのです。)
今年の玄関ドアは、リースの似合う若い方から好まれるものでした。
こんなリースがかかる玄関ドア素敵ですね。
グリーンの爽やかな玄関ドア
レースのような明り取りが付いたドア
ピンクの花が引き立ちます。
花のモチーフの明り取りの親子ドアです。
両サイドに明り取りのFIXが入った玄関ドア
防犯を考えたテラス窓
縦格子のところは、内側で窓を開けておいても空気が入ります。
出入りするには中から開ける事ができます。
雨の時には、風を入れることが出来るガラリ付きもありあります。
引き戸玄関外部
上記内部
網戸も引き戸で、玄関から風を取り込めます。
ドアの場合は、横に採風窓がついています。
両開きドア
2階婦人客室
衝立にはってある物は、修復の為に当時の物を復刻させたものです。
天井はすべての部屋で違っています。
じゅうたんで解りませんが、床は色の異なる木を組み合わせた様々なデザイン・パターンが描かれています。
暖炉も前回には載っていないデザインです。
この部屋の床のデザインもすばらしいものでした。
壁紙が金唐紙のとてもすばらしいものでした。
天井や照明器具・柱・両開きガラリ雨戸等洋館そのものって感じですよね。
床は木製です。
これは後から造られたそうです。
上記の反対側です。
優雅な感じに出来ていました。
今回のアーバンエステートや富士ハウスやいくつかの倒産する建築業者を見ていると、誰にでも見分けられる法則が見えてきます。
1、着工するまでに、大部分のお金を契約金や中間金の名目で入金させる。
2、お金を早い段階で入れると、値引きが大きくなる。
3、大きな会社でも、安心出来ない。
お金を早い段階で多く入れさせようとするのは、資金繰りがうまくいっていない証拠です。お金が早く欲しい為に無理な値引きをするから、ますます資金繰りが大変になる。
今の世の中、会社が大きければ大きいほど倒産した時の、被害者が多く出ます。
一般的な指針は、契約金10%・着工時30%・上棟時30%・完成時30%です。
当社では、もっと細かく工事にあわせた契約をしております。
お金を2000万以上も支払ったのに、まだ更地のままなんて人もいらっしゃるようですが、そんなニュースを見るたびに、なんで最初に大金を入金させる会社を信用するんだと心が痛みます。
これから 家を建てられる方は、是非 最初に値引きでほとんどのお金を入れさせる会社は信用するな!!と言いたいです。
旧岩崎邸庭園は、越後高田藩江戸屋敷からいろいろ経て、岩崎家本邸へと変換した。往時には、15,000坪余りの敷地に20棟もの建物が並んでいたそうです。現在は約1/3ぐらいの敷地面積です。現在 すべてが重要文化財に指定されていて、東京都の管理となっております。
この家は、三菱創業者岩崎彌太郎の長男で、3代目社長岩崎久彌の邸宅として、ジィサイア・コンドルの設計で建てられました。
生繁る樹々が歴史を物語っています。
武家屋敷の名残を残す玉石垣。
年月を重ねて袖塀には、ジャコビアン様式の紋章の中に岩崎家の三階菱の家紋が配されています。
洋館正面入口です。アーチ上部には木造のキーストーン(要石)が設けられ、周囲にイスラム風の装飾があしらわれている。上部のステンドグラスは、ジャコビアン風の意匠とされているそうです。
今回はここまでです。次回をお楽しみに。