家の本質とはなんでしょう?それは基本的に家族です。つまり家とは家族が憩う場所です。結婚したら家を持とうとします。また、子供が生まれれば家を持とうとするでしょう。人が家族を求めたときに、必ず家というものがあります。
家族がひとつになる場所、それが“ホーム”です。ルームでもハウスでもないのです。
たとえば、独り身の人間にはルームでもよいと思いますが、ホームというのは、家族の拠り所となる住居のことです。
行き場のない人のことをホームレスと言います。ハウスレスとはいいません。ホームとは家族の温もりのあるところのことです。
ハウスとは、壁と屋根だけがある状態です。単に雨露をしのぐだけの目的ならばハウスでいいのです。
家とは心も体も休まる場所です。家とはそこから幸せが生まれる場所なのではないでしょうか。