北杜市小淵沢町にある平田家は、武田信玄の家臣山田但馬守の末裔と伝えられています。
江戸時代には名主を務めた旧家で、寛永6年(1666)の検知帳によると、村では抜きんでた土地持ちお百姓さんだった事がわかるそうです。
平成元年(1990)に国の重要文化財に指定されたのを機に旧小淵沢町が寄付を受け、平成4年に現在の地に移築・復元されたそうです。
石の上に柱が立っています。
茅葺屋根がずいぶん下までおりていて、大きな人だと頭がつかえそうです。
内部は、この地方の古い住宅の特徴で内部がとても暗いのです。
当日は、見学希望を連絡してあったので囲炉裏を焚いてくれておりました。
あったか~い(*^_^*)
寒いこの地方独特の、土間の一部が馬屋になっておりました。
土間が建物の6割を占めているとか(^_^;)
左が馬屋。
右に囲炉裏やかまどがあります。
かまどが1か所
囲炉裏で味噌汁を作って
と考えるとおかずは漬物になってしまいますよね(^_^;)
内部の柱も、石の上にのってます。
この当時の庄屋の家には無いはずの床の間があります。
よほど力のある家だったのでしょうか。
イドコと呼ばれる板の間にも炉があります。
ここでも火を焚かないと寒くていられないですよね(^_^;)
納戸です。
上座敷と裏部屋の真ん中にあり、ここで寝ていたようです。
でも 天井が貼られていないので冬は寒さが厳しかった事と思います。
屋根の妻側から、光が・・・
という事は、吹雪いた時には、屋内に雪が・・・
入口は、金峰山の方を向いているのだとか
山梨県内にも、まだまだ沢山古民家ありそう(*^_^*)
楽しみだ~!