ゼロエネルギー住宅(ZEH)の仕組み
ゼロエネ住宅とは、「創るエネルギー」をできるだけ多くし、「使うエネルギー」をできるだけ少なくすることで、家で使うエネルギー(電気・ガス)をゼロにできる住宅です。住まいの断熱・気密性能を向上させ、多彩なエコ技術で「省エネ化」をはかり、わが家で使うエネルギーを減らします。それでも使わなければならないエネルギーは太陽光発電で「創エネ」してカバーします。その結果、ゼロエネルギーが実現するのです。
太陽光発電パネルを載せただけの住宅とは違います。
ゼロエネ住宅は、これからの主流となる家づくりです。けれど、ただ太陽光発電システムを載せるだけではゼロエネ住宅にはなりません。省エネルギー基準(平成25年1月公布)に基づく認定プログラムによって算出された一次エネルギー消費量が、ゼロ以下にならなければなりません。住まいの断熱・気密性能を向上させ、多彩なエコ技術で「省エネ化」をはかり、わが家で使うエネルギーを減らします。それでも使わなければならないエネルギーは太陽光発電で「創エネ」してカバーします。その結果、家で使うエネルギー(電気・ガス)をゼロにできると検証された住宅なのです。
光熱費をマイナスにすることも夢ではありません。
ゼロエネ住宅に暮らすと、今まで当たり前に必要だった光熱費を0にすることが可能です。その上、光熱費を減らすチカラは、日々の暮らし方によってさらに引き出すことができます。家族がみんなで省エネを心がければ光熱費をマイナスにすることも夢ではありません。浮いた光熱費を、住宅ローンの返済にあてれば、住まいにかかる月々の費用を抑え、家計負担を軽くすることができます。また、家族旅行や教育費の積み立て、保険の加入などにまわしてもいいでしょう。
エネルギー使用量≧0
「太陽光発電システム」で電気を創りますが、それだけではありません。高い断熱性能や南側の軒を深くとるなどの工夫で冷暖房負荷を減らし、「LED照明」で照明エネルギーを減らし、「エコジョーズ」や「エコキュート」で給湯エネルギーを減らします。そうしたさまざまな先進技術や住まいの知恵を組み合わせてゼロエネルギーを可能にした家です。