やまなし木質バイオマス協議会主催のセミナーに参加してきました。
参加してわかった事を少し書きます。
1 再生可能資源であるということ
2 栽培植物の中で太陽エネルギーの受講率が高く、森林大国の日本は大きなストックを持っていること
3 化石燃料を代替えすれば地球温暖化防止対策となるということ
4 燃焼時に有害物質の発生が少なく、灰なども有効な資源となる
5 地域に存在する分散型資源であり、地域経済の活性化に貢献し、有事の際にも頼れる
などなどの有効性を講師の飯島氏が言っておられました。
そうです木は、人類が成しえない、地球上にある空気中の二酸化炭素を太陽エネルギーと水で固定してくれているんですよね。
そして すべての生き物に必要な酸素を作ってくれている!
その後、日影先生のセミナーでした。
先生が独立されて初めて手掛けられたのが、井上ひさし氏の家だったそうです。
一部古民家を移築されてつくられているそうです。
暖房器具は、薪ストーブ1台のみとか?
初期の床材は、グリーン材だったため竣工のころには隙間だらけになっていたとか・・・
最後に手のひらに太陽の家プロジェクトのお話をされました。
これはNPO法人日本の森バイオマスネットワークの支援活動のひとつとして、従来の仮設住宅ではない、木造仮設住宅を提案されたそうですが、行政のしばりなど様々な課題によって実現が困難となった時に、発想を切り替えて将来に残る復興共生住宅の提案に切り替えられたのだそうです。
コンセプトは
① 地域の木材を使う。
② 地域の職人の手でつくる。
③ 合板類を一切使用しない伝統的な木組みでつくる。
④ 自然エネルギー(森林バイオマスエネルギー・太陽光発電・雨水利用)を活用する。
⑤ ひとを包み、地域に開く
被災した児童のための復興共生住宅として計画されたそうです。
運営費はすべて寄付金でまかなっているそうですが、寄付してくださる企業・個人の方々を募集されているそうです。
詳しくは http://taiyounoie.org をご覧ください。
コメントを残す