同志社大学今出川キャンバスには、重要文化財に指定されている建物がいくつもあります。
1887(明治20)年に、書籍館として竣工したそうです。
当時としては、日本最大の学校図書館だったとの事です。
1922(大正11)年、図書館としても役割を終えたときに、時の総長であった海老名弾正さんが『有終館』と名づけられたそうです。
設計はD.C.グリーン氏
D。C.グリーン氏は、宣教師で教員で建築の心得もあったとの事です。
有終館の入り口です。
日曜日でしたので、閉まっておりました。
平日はあいているのでしょうか?
内部も見学したかったのですが、見ることが出来ませんでした。
残念!
クラーク記念館
B.W.クラーク夫妻より寄付された建物だそうです。
ドイツのネオ・ゴシックを貴重とする重厚な建物になっています。
印象的な、尖塔は同志社のシンボル的な存在になっているとの事です。
1894(明治27)年の開設当時は、クラーク神学館と呼ばれていたそうです。
見学に訪れた日は、ここで結婚式があるので内部の見学が出来ませんでした。同志社の卒業生はここで結婚式をすることが出来るそうです。
クラーク館入り口です。
重厚な入口ドアです。
ここで結婚式を挙げられるカップルには一生の記念になるような建物です。
内部が見たかった。・・・・・
理科教育をめざした新島氏の情熱に答えられたJ.N.ハリス氏の厚意(10万ドル)によりハリス理化学校(理工学部の前身)の校舎として建築されたそうです。
1890(明治23)年の竣工だそうです。
イギリス積みのレンガ建築との事です。
設計はA.N.ハンセン氏
同志社礼拝堂
アメリカン・ボードの寄付により1886(明治19)年に竣工したアメリカン・ゴシック調の鉄板葺きレンガ造りの建物との事です。
日本におけるプロテスタント派のレンガ造りの礼拝堂としては、現存する最古のものだそうです。
同志社の歴史とキリスト教精神を象徴する建物になっているそうです。
明治の時代に同志社には、このように異文化な建物がいくつも建ち、当時の日本人も相当驚いたのではないかと思われます。
ハイカラな学校!
本物は、いつの時代になってもその良さは変わらないものだと思い知らされます。
年月を経ても、味わい深い建物となりうるには、お金も時間もかけるべきなのではないかと考えさせられました。
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