他県の方は、島崎藤村記念館と勘違いされるとの事です。
しかし この建物は、明治8年に巨摩郡睦沢村(現在の甲斐市亀沢)に睦沢学校校舎として建てられたものです。
昭和32年までは学校の校舎として、その後昭和36年まで睦沢公民館として活用されていたとの事です。
老朽化により撤去寸前の所を、旧睦沢小学校学校保存委員会の手で昭和41年、武田神社に移築復元されました。
小学校の遠足だったか社会科見学だったか忘れましたが、1回は行きました。
この建物の様式は、山梨県令藤村紫朗が積極的に奨励したとされる擬洋風建築であり、明治初期から中期にかけ多くの官公舎、学校、商家がこのような様式で建てられました。県内では、藤村紫朗にちなみ、藤村式建築と呼ばれています。
明治村にも、藤村式建物がありました。
昔は、山梨県内に数多く見られた建物様式だったそうです。
そして 平成22年10月1日に甲府駅北口に移築されました。
この近くには、県立図書館も移転するようなので、とてもいい雰囲気の場所になりそうです。
わくわく!
とても 蹴上げが高く、急な階段です。
昔の子供達って、こんな急な階段を昇り降りしていたんだとビックリしました。
しかし よく考えると、家の階段も昔は踏み面も少なく急な階段だったのだから慣れていたのでしょうか?
緩やかな勾配の階段に馴染んでいる現代人には、大変な階段でした。
手すりにつかまり、ようやく昇りました。
甲府駅を望めます。
なんともいえない雰囲気です。
旧と新
陰と陽
ご覧のように
隙間があります。
軒裏に小動物や小鳥が
入り込まないのかな~と
ちょっと心配になります。
壁は漆喰塗りです。
両開きまわりの黒く縁取っているのも黒漆喰です。
私のイメージでは、薄い青緑の色だったような?
旧睦沢小学校出身の方達のイメージは、赤っぽい茶色。
しかし 今回の移築に際して調べていった結果
このような グレーの
落着いた色が初期の色だったようです。
文化財保護も大変だな~
と思いました。
新たに車椅子用の
スロープが作られて
ありました。
1階を見学されたい方は
車椅子でも、見学出来ますよ。
甲府駅北側ですので、多くの方に
見に来て欲しいと思います。
1枚です。
建物の外壁ラインが
平行になる
撮り方だそうです。
あと いろいろお聞きしたのですが
当方のカメラが、馬鹿でも撮れるデジカメの為
絞り?白バランス?などなどいろいろ言を聞きましたがそれどこにあるの?状態でした。
室内では コーナーを撮ると
奥行き間が出るとか?
窓から室内に入る夕日に面白さを感じ
パチリ!
この窓からの日の入り方の写真
別の角度から撮った人も有り
同じ夕日でも撮り方により、結構面白い表現が出来ると感じました。
今現在と
建物の色が違うでしょう。
現在の建物を見られて
当時の方々は、懐かしさを覚えられるのか?
はたまた 自分達の過ごした学校では無いと思われるのか?
疑問です!
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