天に向かって高くそびえる巨木。
その幹に登って枝や幹を伐るのが空師の仕事らしい。
上質な材木になる木を見抜く目と、木を痛めずに伐採する技術を兼ね備えていないとダメらしい。
屋敷林や狭小地、急斜面などの難所に根を張る巨木や高木を専門に伐り出す職人の事を『空師』というらしい。
高層ビルの無かった時代、最も空に近かった木に登る作業をすることから、この名がついたという。
手掛けるのは、庭師や一般的な林務作業員のてに負えない特殊な木を扱うらしい。
作業位置は、地上20m以上高木になると40m以上にもなるらしい。
目指す地点まで10kg近いチェンソーを担いで登り、枝や幹を伐っていくようです。
木は、樹種や育った環境によって1本ずつ性質が異なるので、木にかけるワイヤーの位置、チェンソーの角度、すべて経験に裏づけられた固有の技術がものをいうらしい。
なんだか すごい仕事だと思いました。
日本人は古来、木を植え、何代にもわたって手入れをして育て、伐って利用して来ました。
そういえば、知人におじいさんが山に植えた木を伐採して家を建てた方がいらっしゃいましたが、とても羨ましい事です。その家は、その建っている場所にとても自然に溶け込んでいました。
以前 住まわれていた家も、とても味わいのある家で好きでした。
最高に贅沢な家造りです。
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