代々村上藩味方組みの大庄屋を勤められたそうです。
駐車場から門を見ています。
笹川邸は前回乗せた長谷川邸を模して作られたとか?
正面から見るとよく似ているような?
この家は、近世幕世期の在郷支配の役所機構としての遺構を残し、併せて旧地主の生活も示すものとして、国の重要文化財に指定されているそうです。
昭和45年には公有化が実現して
味方村が管理公開しているそうです。
公用に使用されていたのか
とても天井が高かった。
障子から入ってくる
光がとても綺麗でした。
天井が貼られています。
大工さんの仕事の大変さが伺えます。
天井必要だったのかな~・・・
梁組みを大胆に見せているほうが
私的には好きなのですが・・・
ホント
豪農の館はどこも天井が高い!
2間2尺の大床です。
襖と床の間の貼り付け壁には
卍くずれ紋様が描かれておりました。
えっ!日本の床の間ぽっくない!
杉の砂ずりの1枚板で、
木目を磨き出しているそうです。
扉が重いので戸車を使用しているそうです。
縁取りは、花りんを用いているそうです。
土庇は雪国の工夫だそうです。
雪囲いを土庇の柱に並べて取り付けることにより、雪から障子戸を守り、土縁は屋内通路として保たれていたそうです。
土庇の桁には、長さ10間(18m)の一本杉丸太が使われているそうです。
庭にはひょうたん型の池があったようですが、説明してくれる方がいなかったのでわかりませんでした。
写真の方向が違っていたからでしょうか?
床・棚・付書院を備えた書院造の座敷になっているそうです。
床の間の前の畳は長く、縁が床柱に合っていました。
これは藩主が畳みに座った時に畳みの縁を踏まないようにする為だそうです。
建具や床框には、黒漆が塗られているそうです。
書院欄間に
富士山が切り抜かれていました。
昔から
富士山は日本の象徴だったのでしょうか?
2階の部屋の窓から見た景色
家が広いため
奥座敷の2階から見ても
この家の広さがわかります。
御用帳場では、近所のお年寄りが手作り品を作りながら、売っておられました。
仏壇の鐘を置く敷物を買ってきました。
毎日いい音色を響かせています。
豪農の館はハンパなく広い!!
一日何軒も見て歩くと疲れます。
心地よい疲れです。
でも
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