太陽光発電が「ほぼ標準」になる時代に向けて、
有限会社山本建築工業では、パナソニック太陽光発電のPV施工店登録を2026年度も更新しました。
近年の新築住宅では、
ZEH・GX志向型住宅・GX ZEH など、
発電設備として太陽光発電を前提とした家づくりが当たり前になりつつあります。
当社では、
「載せられるかどうか」ではなく、
設計段階から太陽光を前提に、構造・屋根・施工方法まで含めて検討することを重視しています。
この記事では、
- なぜ太陽光発電が“ほぼ必須”の設備になってきているのか
- 設計・構造・施工で気をつけているポイント
- 研修・更新を継続している理由
についてお伝えします。
太陽光発電が「ほぼ必須」になってきた時代背景
近年の新築住宅では、
- ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
- GX志向型住宅
- GX ZEH
といった住宅性能の考え方が主流になりつつあります。
これらの住宅では、
高断熱・高気密に加えて、発電設備としての太陽光発電が前提条件となるケースがほとんどです。
「載せるかどうかを迷う設備」ではなく、
最初から組み込んで設計する設備へと、太陽光発電の位置づけは大きく変わってきています。
太陽光は「後付け」ではなく、設計段階から考えるもの
当社では、太陽光発電を
間取りが決まった後に載せる設備とは考えていません。
設計段階から、次のような点を同時に検討しています。
- 屋根形状・勾配・方位と発電効率
- 太陽光パネルと架台の重量を考慮した構造計算
- 将来のメンテナンスや交換を見据えた配置計画
- 雪・風・雨を想定した屋根納まり
- 太陽光と断熱・空調計画とのバランス
特に、太陽光パネルは「意外と重い設備」です。
その重量を構造計算にきちんと反映しているかどうかで、
建物全体の考え方は大きく変わります。
太陽光の知識があるからできる設計上の判断
太陽光発電の施工IDを持ち、
実際に施工まで行っている立場だからこそ、
- 「この屋根形状なら載せやすい/載せにくい」
- 「ここに載せると雨仕舞が難しくなる」
- 「将来のパネル交換を考えると、この配置は避けたい」
といった机上だけでは分からない判断を、
設計段階で織り込むことができます。
これは、設計と施工が分断されている体制では、なかなか得られない部分だと感じています。
自社施工だからこそ重視している「施工の精度」


太陽光発電は、屋根の上に設置され、長期間にわたって雨風や紫外線にさらされる設備です。
当社では近年、屋根に穴をあけない「掴み金具」を用いた施工方法を基本とし、
屋根材や建物の条件に応じて、防水性や耐久性を最優先した設置方法を選択しています。
とはいえ、施工方法が変わっても、
屋根という建物の重要な部分に手を加える工事であることに変わりはありません。
だからこそ、
- メーカーの施工基準を正しく理解していること
- 正しい手順で、設計どおりに施工できること
- 施工方法や基準の変化に対応するため、定期的に研修・更新を行っていること
これらが非常に重要になります。
今回の研修・更新も、
「資格を持っていること」そのものが目的ではなく、
自分たちの施工が、今もメーカー基準に沿った正しい方法で行えているかを確認する機会
として捉えています。
「太陽光の施工ID」を持っているということ
今回の更新により、当社は
- PV施工店登録
- PV施工士番号
を継続して保有しています。
これは単なる番号ではなく、
- メーカー基準に基づいて施工していること
- 設計から施工まで一貫して責任を持つ体制であること
その裏付けでもあります。
これからの家づくりと太陽光発電
電気代の上昇、エネルギーの不安定さを考えると、
太陽光発電はこれからの家づくりにおいて、避けて通れない要素になっています。
山本建築工業では、
- 性能
- 構造
- 設計
- 施工
すべてを切り離さず、
家全体のバランスの中で太陽光発電を考えることを大切にしています。
これからも、
「見えない部分こそ、きちんと考える」
その姿勢を忘れずに家づくりに向き合っていきます。
太陽光発電は、「載せるかどうか」ではなく、
どう設計し、どう施工するかで差が出る設備になっています。
新築住宅(ZEH/GX志向型住宅/GX ZEH)をご検討中の方は、
計画の初期段階から太陽光発電を含めて考えることで、
無理のない構造計画・屋根計画につながります。
家づくり全体のバランスを見ながらご提案しますので、
気になることがあればお気軽にご相談ください。

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