タカラスタンダードのパートナーショップ向け会報「takara TIMES 2026年秋号」が届きました。
秋が深まり、日が暮れる時間も少しずつ早くなってきました。
家の中で過ごす時間が長くなるこれからの季節。今回の秋号では、「ほっこりリビングの照明スタイリング」を特集しています。
家族でお酒や会話を楽しむとき、本を読むとき、テレビや映画を見るとき。同じリビングでも、過ごし方によって心地よい光は変わります。
今回は、会報で紹介されている照明の工夫を見ながら、新築やリフォームで照明計画を考えるときに大切にしたいこともあわせてご紹介します。
タカラスタンダード会報「takara TIMES 2026年秋号」
今回届いたのは、タカラスタンダードのパートナーショップ向け会報「takara TIMES 2026 Autumn」です。
表紙には、当社のパートナーショップ情報も掲載されています。
今号のテーマは、「ほっこりリビングの照明スタイリング」。
日が短くなり、家で過ごす時間が増える秋に合わせて、リビングでの過ごし方に応じた照明の使い分けが紹介されています。

照明というと「部屋を明るくするための設備」と考えがちですが、実際には光の位置や高さ、明るさによって、同じ空間でも感じ方は変わります。間取りや設備と同じように、照明も日々の過ごし方から考えてみることが大切です。
今号の特集は「ほっこりリビングの照明スタイリング」
リビングは、一日の中でもさまざまな使い方をする場所です。
食事をしたり、家族で話したり、本を読んだり、テレビや映画を見たり。
今回の特集では、インテリアコーディネーターのばんばみえさんが、それぞれのシーンに合わせた照明の使い方を紹介しています。
特に印象的なのが、一つの照明だけですべてを明るくするのではなく、複数の光を組み合わせるという考え方です。

1|お酒や会話を楽しむときは、低い位置にも光を
ゆっくりとお酒や会話を楽しむ場面では、天井からの照明だけではなく、スタンドライトやペンダントライトなど、低い位置にもやわらかな光を取り入れる方法が紹介されています。
また、一つの照明だけではなく、少し離れた場所の光と手元の光を組み合わせることで、空間に奥行きや広がりを感じやすくなります。
部屋全体を均一に明るくするのではなく、明るいところと少し暗いところをつくることも、落ち着いた雰囲気づくりにつながります。
新築の照明計画では、天井にダウンライトを何灯配置するかという話になりがちですが、それだけが照明計画ではありません。
ソファの横にスタンドライトを置くなら、その近くにコンセントが必要です。ペンダントライトを使うのであれば、家具の位置や過ごし方との関係も考えておく必要があります。
照明器具だけを見るのではなく、家具やコンセント、スイッチまで一緒に考えることで、実際の暮らしに合った計画になっていきます。
2|本を読むときは、手元に必要な光を
本を読むときには、部屋全体の明るさだけでなく、手元に必要な光が届いていることも大切です。
会報では、まぶしさを感じにくい照明器具を選ぶことや、光を通しにくい素材のシェードを使うこと、角度や明るさを調整できる照明を使うことなどが紹介されています。
どのような姿勢で、どこで本を読むのかによって、使いやすい照明の位置も変わってきます。
山本建築工業の視点
ここでも大切なのは、先に照明器具を決めるのではなく、「どこで、何をして過ごすのか」から考えることです。
ソファで読むのか、ダイニングテーブルで読むのか、専用の椅子を置くのか。それによって必要な明かりも、コンセントやスイッチの位置も変わります。
家づくりでは、図面上の部屋の用途だけでなく、そこで過ごしている姿まで想像してみることが大切です。
3|テレビや映画を見るときは、周囲にもやわらかな光を
テレビや映画を見るときについては、テレビの周辺にも照明を設ける方法が紹介されています。
テレビ画面そのものが光るため、その周囲にも適度な明るさをつくり、壁付け照明やスタンドライト、テレビの背面に設けた間接的な光などを組み合わせる方法です。
テレビだけが明るく浮かび上がるのではなく、周囲にもやわらかな光があることで、落ち着いたリビングの雰囲気をつくることができます。
テレビまわりの間接照明は、完成後に追加できるものもありますが、建築と一体になった照明にしたい場合は、下地や配線、スイッチなどを工事前から考えておく必要があります。
特に新築や大きなリフォームでは、「あとから照明器具を選ぶ」のではなく、家具やテレビの位置まで含めて早めに計画しておくと、すっきりとした納まりにしやすくなります。
照明器具を選ぶ前に「夜をどう過ごしたいか」を考える
今回の特集から、家づくりにもつながる大切な視点が見えてきます。
それは、照明器具そのものを選ぶ前に、その場所でどのように過ごしたいのかを考えることです。
例えばリビングでも、
- 家族で食事や会話を楽しむ
- ソファで本を読む
- テレビや映画を見る
- 一人でゆっくり過ごす
- 子どもが勉強や作業をする
など、家庭によって使い方はさまざまです。
一つの明るい照明だけですべてに対応しようとするのではなく、必要な場所に必要な光を配置し、それぞれを使い分けられるようにすると、暮らし方に合わせて空間の雰囲気を変えやすくなります。
スイッチの分け方も意外と大切です
複数の照明を設けても、すべてが一つのスイッチで同時に点灯してしまえば、場面に合わせた使い分けはしにくくなります。
どの照明を一緒に点けるのか、どこから操作するのかなど、スイッチの分け方も照明計画の一部です。
毎日の使いやすさに関わるところだからこそ、図面上で照明器具を配置するだけではなく、実際の生活動線まで考えて決めていくことが大切です。
「ホーロー物語」では、研究開発の歩みを紹介
今回の秋号には、タカラスタンダードのものづくりの歩みを紹介する「ホーロー物語 Vol.6 開発編」も掲載されています。
今回のテーマは、「飽くなき研究開発でホーロー技術を新たな高みへ」。
ホーローの表現や機能を高めるために続けられてきた研究開発の歩みが紹介されています。
普段は完成したキッチンや浴室として目にする住宅設備ですが、その背景には、材料や加工方法、使いやすさを長年積み重ねてきた技術があります。
住宅設備を選ぶときも、デザインや価格だけではなく、どのような素材なのか、お手入れしやすいか、長く使ったときにどうなのかといった視点も大切にしたいところです。
秋の一皿「鮭のクリームシチュー」のレシピも
誌面には、「鮭のクリームシチュー」のレシピも掲載されています。
鮭と野菜を使ったクリームシチューで、少しずつ肌寒くなるこれからの季節に合いそうな一皿です。
住まいや住宅設備だけではなく、季節の料理や毎日の過ごし方まで紹介されているのも、takara TIMESの楽しみのひとつです。
照明は「明るさ」だけではなく、暮らし方から考える
照明計画というと、「この部屋には何灯必要か」「どのくらい明るくするか」という話になりがちです。
もちろん必要な明るさを確保することは大切ですが、それと同じくらい、どこを照らすのか、どの高さから照らすのか、どの照明を使い分けるのかも空間の心地よさに関わります。
そして、その答えは住宅ごと、暮らす人ごとに違います。
新築やリフォームを考えるときには、昼間の間取りだけではなく、
「夜、この部屋でどんな時間を過ごしたいだろう?」
と考えてみるのもおすすめです。
山本建築工業では、間取りや住宅設備だけでなく、照明、コンセント、スイッチの位置なども含め、実際に住み始めてからの暮らしを想像しながら住まいづくりを考えています。
季節ごとの暮らしを紹介している過去の「takara TIMES」の記事もありますので、あわせてご覧ください。

